
今回は青汁メーカーとしてかなり有名な山本漢方さんが販売する『乳酸菌大麦若葉』の成分を解析&青汁を100種類以上飲んできた私が試飲レビューしていきます!
以前当ブログで紹介した山本漢方大麦若葉青汁はかなり飲みやすかったのですが、、、この乳酸菌入の青汁はハッキリ言ってマズイです(汗)
詳細は後述しますが、飲みにくさはトップレベルですね。そして、原料についても国産じゃない!というのがかなり気になりますね。
というわけで、どのような成分が配合され、どのような特徴があるのか?全力で解説してきます!
本当に体に良い青汁を探しているあなたへ
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【成分&口コミ】山本漢方 乳酸菌大麦若葉
山本漢方 乳酸菌大麦若葉の特徴成分とは?
1,大麦若葉
山本漢方の青汁でメイン成分になっているのがこの”大麦若葉”という青汁成分。
「人間の老化の原因と言われる、活性酸素を低減させる”SOD酵素”を多く配合している」のが特徴の1つ。
更に!大麦若葉を8週間ほど摂取し続けたところ”体脂肪率低減”が有意に認められたという研究データもあるんです↓
健常者及び便秘傾向(一週間の排便回数が3~5 回程度)の成人男女32 名を対象
に、本食品を一日6 g、12 週間摂取させる連続摂取試験(オープン試験)が実施された。
その結果、摂取前と比較して、体重及びBMI は摂取4 週間後及び摂取終了4 週間後で有意な高値を示し、体脂肪率は摂取8 週間後で有意な減少が認められた。収縮期血圧及び拡張期血圧は摂取4 及び12 週間後に有意な低値が認められ、拡張期血圧は摂取終了4 週間後でも有意な低値を示した
出典:特定保健用食品評価書 大麦若葉粉末 - 食品安全委員会
ただし!このような研究結果が出ているからと言って、青汁を”飲むだけ”で痩せることはぜっったいにありえないです。
摂取カロリーよりも消費カロリーが上回れなければ、体重が減るなんてことありえませんし、私自身青汁飲み続けていますが、体重に変化はありません。(汗)
やはり、食生活や運動不足を改善しないとこれだけで痩せるなんてことは無理だなぁと思います。あくまでも、他のダイエットのサポートですね。
そして、もう一つ!”便通改善”が有意に認められたという研究結果も出ているのです↓
こちらについても個人差はありますし、ただ飲んだだけで効果が実感できるとは言えません。
が!私や妻は青汁を飲み続けて便秘などで悩んだことはたったの1度も無いので、整腸効果を信じて飲み続けていきたい!とは思っています。
っとここまで大麦若葉の成分の特徴を記載してきましたが、山本漢方で気になるのは冒頭でも書いたとおり”大麦若葉の産地”が国産ではなく中国という点です。
山本漢方の公式ページをチェックするとちっさく中国産であることが記載されているんです↓
その結果「濃くておいしい」究極の大麦若葉の栽培に適した産地は、漢方の本場中国の高地に見つかりました。
出典:山本漢方公式
普段そこまで産地は気にしない私ですが、青汁は365日毎日体の中に入れ続けるもの。
数杯飲むだけなら、まあ良いのですが習慣的に飲むものなのでできれば国産が嬉しいところですね。ちょっと私は飲み続けたいとは思えませんでした。(汗)
2,ビートオリゴ糖
天然の甘味料がコレ。てん菜から作られる、オリゴ糖が含まれている甘味料です。
あちこちのサイトを見るオリゴ糖には整腸作用がある!っと書かれているのですが、フラクトオリゴ糖などに関しては整「腸作用が有意に認められた」っという研究データは見つかりました。
が!このビートオリゴ糖に関しては”整腸作用が有意に認められた”というようなデータなどは見つかりませんでした・・・
「ビフィズス菌を増殖させる、ラフィノースを含んでいる」とは言われているので、後述する乳酸菌をサポートするような効果があるのかもしれませんね。
3,乳酸菌(FK-23)
商品名にもなっている乳酸菌と言うのがコレ!FK-23 という乳酸菌は通常の乳酸菌よりも免疫力がかなり高く、体中の免疫細胞に働きかける作用があるとの事↓
FK-23は、生体内で優れた吸収性を示し、 身体中の免疫細胞に働きかける作用があります。
そのため、様々な有用性が期待できます。出典:■殺菌乳酸菌FK23(フェカリス菌)は?
具体的にどの程度、どのような作用が期待できるのか?までは記載されていませんでしたが、「お腹の善玉菌を増やしてくれる」くらいに思っておいたほうが良いでしょう。
成分の総評
成分自体は本格的な青汁らしく、何も文句なしッ!なのですが、やはり気になるのは最も多く配合されている大麦若葉が中国産という点ですね。
もし、あなたが「産地にこだわらない!」っというのであれば、成分的にはなんら問題ありません。
が!私のように「毎日飲むなら、やはり国産にこだわりたい」と言うならば避けたほうが無難だと思います。
※上記の成分&口コミはあくまでも成分の特徴を紹介しており、商品の効果を保証しているわけではないのでご注意くださいね。
【試飲レビュー】独断と偏見まみれの”味”評価。
成分と同じくらい重要なのがこの”味”の項目です。どんなに素晴らしい成分のみで作られていようと、”続けられる味”じゃなければ何の意味もありません。
青汁はたった数杯飲んだ程度では何も実感出来ませんので「マズくて続けられない!」んじゃあ意味がないんです。
っということで青汁を100種類以上飲み尽くした私が独断と偏見で試飲レビュー!してきます。
まずはパッケージをチェック。実にシンプル。
コップに粉を出してみると、粉自体は細かいのですが、かなり”ダマ”になりやすいです・・・
別の山本漢方の青汁もかなりダマになりやすかったので、山本漢方の青汁は全部ダマになりやすいのかもしれませせんね↓
一生懸命、まぜまぜしているのですが、中々溶けてくれません(汗)毎日この作業をするのかっと思うと憂鬱。
色はかなり本格的な緑。マズそうな雰囲気がプンプン伝わってきます。笑
横から見た図、画像だとちょっと分かりづらいのですが、10秒くらい放置するとすぐに粉が沈殿していきます。やはり溶けにくさは青汁界でもトップクラスの模様。
まずは口に含む前に香りをテイスティング・・・う~む。青臭い。笑 ただ、耐えられないほどの匂いではなくちょっと強めの葉っぱ臭が漂っていると言う感じ。
以前当ブログで紹介した「生臭い」ヤクルトの青汁に比べれば数倍はマシです↓これは本当にムリだった・・・
⇛【成分&口コミ】マズくて飲めません…「青汁のめぐり」を購入レビュー!
この乳酸菌青汁も臭いは臭いですが、青汁の中では中の上くらいの臭さですね。
そして、意を決して口に含んでみると、、、ぐほッ!マズイ!!
まず味云々以前に液体がドロっとしすぎていて、舌や喉を通過するのが中々の不快感があります。
味自体も、青臭い青汁に無理やり甘みを加えたような味で単純に美味しくないです。(汗)
うむむ。。。耐えられない!ってほどじゃあ無いのですが365日習慣的に飲み続けられるか?というと無理かなぁと。
最後に辛口妻にも試飲レビューしてもらいました。
やはり女性からしても飲みにくいようです。青汁をある程度飲み慣れているなら問題無く飲めるかとは思いますが、あなたが青汁初心者なら、ややキツイかも・・・
コスパは良いの?価格を徹底調査
味、成分の次に重要なのが価格!です。いくら味や成分が優れていようと、”続けられる価格”じゃなければ何の意味もありません。
商品名 | 山本漢方製薬 乳酸菌大麦若葉粉末 |
価格 | 通常購入:2800円
1杯辺り:93円 Amazon価格:約1313円 1杯辺り:約44円 ※ 全て税別 |
容量 | 4g×30袋 |
山本漢方の公式サイトで購入すると30包入が2800円。1杯辺りは93円程度とちょい安程度の価格です。
しかぁし!それよりも激安価格だったのがAmazonです。なんと!半額近い価格の1300円程度で販売されていました。1杯あたりに換算すると驚異の44円!!
もはや駄菓子レベルの価格で購入することができちゃいます。これは私が見てきた青汁の中でもトップレベルに安いのは間違いないです。
ただ、Amazonの場合価格が変動する可能性があるので、購入する前に必ずAmazonで直接価格をチェックしてみてくださいね。
【結論】青汁の特有の臭さはありますが、安さは◎
価格の安さに関しては本格的な青汁の中ではかなり激安!最近流行りのフルーツ青汁なんて1杯300円するものもありますからね・・・
それに比較するとかなり良心的な価格なのは間違いないです。ただし!一番気になるのは最も配合量の多いであろう大麦若葉の産地が中国産という点ですね。
外国産の物を飲んだからと言って、ただちに何か変化があるわけじゃあ無いですが5年、10年と飲み続ける事を考えると。。。
う~ん。やはり私は国産の物を飲み続けたいと言うのが正直な本音。
そして、もう一点は最近の飲みやすい系青汁の中では、青臭さをかなり感じ「飲めないほどじゃないけどマズイ」っというのも弱点かなぁと。
ただ、味に関しては個人で感じ方が違うので、私の意見が絶対だ!とは言いません。
もし、あなたが"山本漢方 乳酸菌大麦若葉”が気になっているのであれば、一度飲んで見るのアリ!かと思います。かなり安いですし。笑
では当記事を青汁選びの参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m
本当に体に良い青汁を探しているあなたへ
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